2011年7月29日(金)〜8月1日(月)まで開催されたパールフルートサマーキャンプ。このキャンプは今まで隔年の開催でしたが、昨年受講された皆様の強いご要望もあり、スタッフ内で検討した結果、初の2年連続開催とさせて頂きました。 今年は3月に震災がありましたが、参加者の想いは今までと変わらず、全国各地から沢山のご応募がありました。高校生から専門に学んでいる音大生、アマチュアのフルート愛好家まで、講師4名、受講生35名。環境や世代が違っても“フルートが好き、上手になりたい”という想いは一緒。沢山のご参加、本当にありがとうございました。ここでサマーキャンプの様子をご紹介いたします。
京からのバスは九州から参加の大村友樹先生も一緒に池袋駅を出発。大阪からのバスには今回久しぶりにご参加頂いた井上登紀先生も同乗して、無事予定通り到着。
お天気が心配でしたが、ホテル・アストリアに到着した時からすでに雨が・・・。いつもなら先に到着されている方のフルートの練習の音色に出迎えられ、キャンプの実感が湧いてくるのですが残念ながら屋外での練習はされておりませんでした。
開講式では参加者自己紹介・講師紹介・スタッフ紹介があり、その後早速初日の個人レッスンが始まりました。
そして、他の受講生のレッスンを自由に聴くことができる「聴講」や、各自の練習も始まり、フルートの音がホテルの中から聴こえてきました。
人レッスンの他、スペシャルセミナー、公開レッスンも人気イベントのひとつです。
参加者のアンケートを見てみると、この講座を楽しみにされている方が多かったようです。
特に今回は初の試みで“全員参加型のフルートオーケストラ”に挑戦!相澤先生指揮のもと、スタッフや他の講師の先生方も参加。何度か合わせていくうちに、まとまってきて徐々に一体感が!1時間に2曲を演奏しましたが、 “ハーモニーが合ってきたぁ!”と思ったら時間になってしまい、あっという間でした。大村先生によるアンサンブル公開レッスンでは、「“集合場所”を決めるのが、アンサンブルのポイント」「口に出して(タタタタ♪)歌ってみる。それをフルートで合わせてみると、アンサンブルがしやすくなる」と大村先生がアドバイス。
神田先生の公開レッスンでは、「フルートコンヴェンション課題曲を題材とした本格的なアドバイス」を。クーラウの“6つのディヴェルティスマン”OP.68をレベルの高い演奏で受講されました。ベートーベンとクーラウは同時代の作曲家でもあり、お二人の関連性についてなどもお話されたりとても勉強になりました。
また、井上先生の基本講座では、ストローやコップを使って、息のスピードを感じ、当たっている所をチェックしたり、楽器の構え方や持ち方、姿勢、倍音の練習など、1時間でたっぷりの基本講座で、改めて初心に戻って奏法を見直す事ができました。
スペシャルセミナー(1)
『効率のよい息の当て方など基本講座!』井上登紀講師

スペシャルセミナー(2)
『全員参加型のフルートオーケストラ』相澤政宏講師
・アヴェ・ヴェルム・コルプス/モーツアルト
・結婚行進曲/メンデルスゾーン

公開レッスン(1)
『アンサンブルレッスン』:大村友樹講師
・高校生の部4名 曲目:『フルーツパフェ』/伊藤康英
・大学生の部4名 曲目:『3つの小品』/ボザ

公開レッスン(2)
『フルートコンヴェンション課題曲を題材とした本格的なアドバイス』
神田寛明講師
“6つのディヴェルティスマンOp.68”クーラウ


ペアコーナーでは、また前回に引き続き、「修理してみよう!体験」コーナーが設けられ、常駐リペアマンによる無料リペアのサービスが行われました。
ザ・フルートカルテットの楽譜やCD、小物などの物販をしました。
受講生の方全員に楽器の診断、調整を受けていただくことも、恒例となり良いコンデションでレッスンを受講していただけたようです。
「修理してみよう!体験」は、枠を超える参加数でした。今回のテーマは、キズ。修理をしているところをなかなか見る機会が少ない、まして道具を触ることなどない方がほとんどだと思います。そこでキズのサンプルを用意し、実際に直すという体験をしていただきました。簡単な説明をして、目の前でキズを処理していくと、歓声がワーっと。さあ、皆さんもやってみましょうのかけ声に、最初は恐る恐る作業が始まりました。5分、10分過ぎた頃にはなかなかセンスのいい方も出てきて、仕上げの頃には自身の作業に満足されているようでした。技術者の付き添いのもとで、日ごろから気になっていたご自分の楽器のキズ取りにも皆さん挑戦されました。上手に出来たといっても参加された皆さん、くれぐれも一人では行わないでくださいね!!!!!

今回スタッフとして初参加のリペアマン・黒沢の感想は、「私は調整やリペア体験を通して参加者の皆さんと交流することができました。
普段の調整会では調整をした後の反応は次回まで分かりませんが、キャンプでは時間の許される限り楽器を見ることができ、じっくり吹いてもらって反応が返ってくるのですごく勉強になりました。
リペア体験で行ったキズ取りや分解・磨きに関することなど、演奏面以外にもフルートそのものに興味を持ってもらっているということに嬉しくなりました。
初めてのフルートキャンプだったのですが、皆さんとお話をする機会が沢山あり、楽器に対する不安や疑問に思っていることを知ることができました。
このフルートキャンプを通して素晴らしい先生方に教わることもそうですが、フルートそのものをもっと知ってもらえるような体験をする場を少しでも増やしていけたらと思います。」
BQと花火大会の予定だった2日目の夜は雨の影響で最終日の夜に・・・。その代わりにパーティーと講師演奏会を2日目へ急遽変更!
突然の変更にも関わらず、講師陣の息のピッタリ合った素敵な演奏に拍手喝采!予期せぬアンコールにも、神田先生が譜面を持ってきて初見とは思えない見事な演奏で応えてくださいました。「こんなに間近で一流奏者の演奏を聴けるなんて!」と参加者の方々もうっとりでした。
【プログラム】
・ルスランとリュドミューラ序曲/グリンカ
・こどもの情景よりトロイメライ/シューマン
・3つの小品/ボザ
・交響曲第8番 第3楽章/ドヴォルザーク
・アンコール :交響曲第8番 第3楽章/ドヴォルザーク


講師演奏会も終わり、パーティーが始まりました。イントロクイズやビンゴ大会。パーティーが終わった後も、先生方や参加者が一緒に飲み酌み交わしながら語りあったり、初見アンサンブルも夜中過ぎまで続き、あっという間に過ぎました。参加者による即席ピアノ伴奏もお見事でした。
空模様な心配でしたが、最終日の夜にはBBQと花火大会を無事開催する事が出来ました。参加者と一緒にお肉やお魚、鉄板焼きで囲んで食べたり飲んだり、名物!神田先生お手製の“焼きそば屋”は今年も登場!
少し肌寒い志賀高原の夜でしたがヨーヨー釣りもあり、夏祭りのようなひととき。BBQの後には花火大会で大盛り上がり!
回もまた全国からご参加頂き、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。
フタッフの至らない点もあったことと思いますが、皆様に助けて頂きキャンプを進行することができました。
参加された皆様にとって今年のサマーキャンプ、フルート三昧な4日間、いかがでしたでしょうか?
フルートに対する熱心な意気込み、想いにいつも驚かされます。
それぞれのフルートに対しての目標・目的の成果を感じ取り、楽しい4日間になって頂けたら幸いです。

なによりも過密スケジュールの中、引き受けて下さった講師の先生方、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。一人一人に丁寧で分かりやすいご指導、間近で聴ける素敵な音色も参加の皆様にとって、とても貴重な機会だと思います。

最後に、美味しいお食事と、一日中音出しできるお部屋、白樺の自然の中で練習できる環境、充実したこの施設で、いつもこのキャンプを支えてくださっている「ホテル・アストリア」の皆様のご協力にも心よりお礼申し上げます。

また、キャンプでお会い出来ることを、楽しみにしております。
パールフルート・サマーキャンプスタッフ一同

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キャンプに参加された皆さん、お疲れ様でした。
レッスン、講座、レクリエーション、バーベキュー、花火、夜中のアンサンブル大会‥。
濃い濃い四日間でしたね。
日々仕事に追われ、いつもは考える余裕が無いのですが、自分にとっても「やっぱりフルートが大好きなんだ!」と改めて皆さんに感じさせてもらえた四日間となりました。ありがとうございました。
今回は雨続きでなかなか外に出られない事が残念でしたが、晴れた最後の夜に見た満天の星は格別でした。
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パールフルートサマーキャンプ久しぶりに参加させてもらいましたが、本当にあっという間に4日間がすぎてしまいます。 なにが凄いって参加している皆さんのフルートに対する情熱が熱くて凄いんです!音大生もアマチュアの方も参加している全ての人が熱い‥‥熱すぎる。講師としてキャンプに行かせてもらったはずなのに逆にパワーを皆さんからいただいてしまって行きよりも元気になって大阪に帰って来ました。こんな素晴らしいキャンプ是非みなさんに参加して欲しいですね〜。皆さんの参加回数を聞いてまたまたびっくり!リピーターが多いのも納得ですね。アンサンブルだってし放題!素晴らしい仲間たちに囲まれてのフルート三昧、こんな贅沢な時間がまた来年も?あるかもしれないですね。要チェックですよ!本当に素晴らしいキャンプでまた素晴らしい出会いがありますように。皆さんまた来年〜 。
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いつも以上に・・・ キャンプに参加された皆様、お疲れ様でした!毎回のことながら今年もまた、ぎっしりと中身の濃い4日間でした。今年は天気に恵まれず、いつもなら群棲するホタルのごとく鳴る早朝の笛の音も、ぽつぽつと遠慮がちに、まるで最近やっと戻り始めたホタルの光のようだったのが印象的でした。
いつも以上に一体感のあるキャンプになったと思えたのには、今年新たに始まった全員合奏があったからでしょう。こうして集まったすべての方と、同時に同じ音楽を共有できたのはとても素晴らしく、私たちの出会いの感動をさらに深めてくれたように思います。
いつも以上に学生さんの参加が多かった、いつも以上に毎夜の初見大会の参加が多かった。しかしながらいつもと変わらないのが、皆さんのフルートへの情熱、このキャンプにかけるパワーとパールスタッフの方々の細やかな心遣いです。閉会式の後、ある方の「ああ、一年分吹いたかな・・・」というため息にも似た一言と声色に含まれる何とも言い難い脱力感がこのキャンプの全てを語っているような気がします。私にとっては何にも代えがたいエネルギー充填の場です。いつも呼んでくださってありがとうございます。
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今年も講師のワタクシが一番楽しんでしましました。例年にない寒さも参加者皆さんの熱気で吹き飛ばすほど、音楽的にもレクレーションも大充実!!の4日間でした。次回のキャンプでの再会、そして新たな出会いを楽しみにしています。