Vol.12「心に残る演奏会」

先日、白寿ホールに於いて、「工藤重典氏とその仲間たち」のフルートライブに出演しました。
多数ご来場いただき誠にありがとうございました。お礼申し上げます。
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イラン人の作曲家ナデル・マシャイエキの「決闘」という曲を
秋山君彦氏と演奏しましたが、笑いの取れる演出を加え、
コンサートではなく「フルートライブ」という楽しめる企画でした。
(写真はHPの方を覗いてください)
色々なホールで演奏する機会がありますが、このホールはとても響きが良く、
デザインも綺麗で300人程の席が満席になり、たくさんの拍手を頂き
心に残る時間を共有する事が出来、本当に嬉しく思います。

パリ留学時代、多くの演奏会に出かけました。安いチケットは
30〜50フラン(約600〜1000円)で入場できましたので、
漁るように情報を集め、足を運びました。印象に残ったコンサートの
一つに1986年11月のパリ管弦楽団定期演奏会でJ・Pランパルが
出演した時のものがあります。(資料参照)
W.Aモーツアルトのアンダンテとロンドをやりその後で
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パリ管の首席フルート、M・デボスト氏が引退して、1stフルートが
決まらなかった時期がありました。
世界中から1stフルートのトラを呼び寄せて演奏会をやっていました。
A・アドリヤンや工藤さんまで吹いた時もありました。
1990年12月ラヴェルのダフニスとクロエの第2組曲をやった時の
印象は強烈なものがあります。
パンフレットには1stフルートの欄が「…,」になっていて、
誰が吹くのか分からない。 |
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そして出てきたのはブノワ・フロマンジェ氏でした。
期待通りの素晴らしいソロで終わってから団員からも惜しみない拍手を送られていました。
その後結局パリ管の1stフルートはヴィセンス・プラッツ=パリースに決まります。
フロマンジェ氏はバイエルン放送響の主席に。そしてトゥールーズからベルリンフィルに
入っていたヴァンサン・リュカもパリ管に入ります。大きな時代の転換期でした。

今年2009年は「メンデルスゾーン生誕200年」今度の5月22日(金)午後7時より牛込箪笥ホール
(ウシゴメタンス)にてリサイタルを開催致します。
共演にフロマンジェ氏の伴奏をいつもしてくださるピアノの
「東井美佳さん」と大学時代からの友人チェロの「桑田歩さん」を
お迎えして、メンデルスゾーン:無言歌より、ゴーベール:
3つの水の色、メンデルスゾーン:トリオop49を演奏します。
お客様から拍手を頂きその空間時間を共有出来るのは、演奏家冥利に
尽きます。初めてのホールですが、信頼できる共演者を
地元に招いて、心に残る演奏会にしたいと楽しみにしています。
是非、皆さんのご来場をお待ちしています。
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