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パールフルートサマーキャンプレポート2018 in 北志賀

 パールフルートサマーキャンプ2018in北志賀

 

2018年8月3日(金)~6日(月)までパールフルートサマーキャンプin北志賀が開催されました。今年の会場は北志賀高原にある、よませライジングサンホテル明幸さんでの開催となりました。今年の夏は日本各地で猛暑日が続き、ここ北志賀でも昼間は非常に暑い日々となりましたが、日が落ちると20度を下回り肌寒くなる気候の中で、全国各地からご参加頂きました高校生から一般のフルート愛好者まで幅広い世代の方々により行われました。皆共通して、フルートが大好き!で少しでも上手になりたい!気持ちがひしひしと伝わってきました模様をレポートいたします。

 

 

まずは今回ご参加頂きました豪華講師陣の紹介です。

 

相澤 政宏講師(東京交響楽団)

大村友樹講師(九州交響楽団)

白水 裕憲講師(群馬交響楽団)

ダニエラ・コッホ講師(バンベルク交響楽団)

 

日本を代表する一流のフルーティストの講師とあわせて今回は、パールフルート創業 50 周年記念のスペシャル講師として、2009 年神戸国際フルートコンクールにて第 1 位を受賞し、2011 年よりバンベルク交響楽団の首席フルート奏者のダニエラ・コッホ講師が加わり、豪華絢爛の講師陣に囲まれた 4 日間で充実したレッスンを展開します。

 

 

 

開校式

開校式ではスタッフの挨拶を行わせて頂いた後、講師の紹介、ご挨拶を頂きました。そしてご参加いただいた受講生の皆様の自己紹介を行って頂き、今回のキャンプでの目標などをお話頂きました。中には複数回ご参加いただいているお客様も多く、パールフルートキャンプの歴史を感じました。開校式の後は早速レッスン開始となります。

 

 

 

個人レッスン

個人レッスンはこのキャンプ中に3回受けることができます。そのほかの時間は、個人練習や楽器の調整、展示楽器の試奏、他の受講生の聴講など、選択肢が多数あり、沢山のカリキュラムがある4日間となります。

 

 

 

スペシャルセミナー、公開講座

個人レッスンの他に、講師によるスペシャルセミナー、公開講座を受講生全員参加で受けます。内容はさまざまあり、各講師の特徴を生かしたカリキュラムとなりました。

 

スペシャルセミナー1

白水裕憲講師「中高年からのウォーミングアップと無駄の無い練習方法の考察。」

~フルートの演奏において、若い頃には考えもしなかったさまざまな困難への対処方法を、皆様と考えてみたいと思います。~

講師の白水先生みずからの体験を下に、中高年に差し掛かりウオーミングアップの大切さと、練習内容の実演となりました。幅広い年代が参加した今回フルートキャンプの受講生には、自分自身の年代と練習方法を考えるきっかけになりました。

 

 

スペシャルセミナー2

大村友樹講師『フルートアンサンブル』

合奏の楽しみ~自分のパートの役割を知り、相手を聴く喜びを味わいましょう!

今回大村先生が選曲したのは

・ファンタスティックモネ「海、夕暮れ」

・JEANIE,WITH THE LIGHT BROWN HAIR 金髪のジェニー

の2曲となりました。大村先生の的確なアドバイスは講義初めのアンサンブルからたった1時間で見事なハーモニーに変わっていき、アンサンブルの醍醐味を感じ取ることが出来ました。

 

 

 

公開講座1

相澤政宏講師

『皆さんが良く知っている曲から学ぶオーケストラスタディ』

第一線で活躍する現役オーケストラ奏者から学ぶオーケストラ・スタディ!!オーケストラの中で有名なフレーズを数曲抜粋しブレスコントロールや音作りをレクチャーします。

今回の相澤先生が選択した曲は「くるみ割り人形」組曲となりました。この曲目にはフルートの有名フレーズが沢山あり、一つ一つ参考音源演奏を聴いてから、相澤先生の解説や演奏方法の実演などあり、その後受講生皆での演奏をしながら進み、相澤先生の多くの経験を元に講義が進み、受講生の皆さんには非常に興味深かった内容でした。

 

 

公開講座2

ダニエラ・コッホ講師

『アーティキュレーションとサウンド』

フルート音の表現に欠かせないアーティキュレーションによって得られる音色について皆さんと共に講義を進めたいと思います。』

講師のダニエラ先生によって行われたこの講義は、タンギングの考え方から方法、音になるまでの考え方の講義となりました。なんとこの講義の為にダニエラ先生みずから説明に使う『イラスト』を描いていただき、そのイラストを元に講義が進みました為、話の内容も分かりやすく、受講生皆さんも真剣にメモを取っている姿が印象的でした。

 

 

リペア、展示試奏、体験修理コーナー

今回のキャンプもリペアと展示楽器試奏、体験修理コーナーとレッスン以外も充実したコーナーを設けました。リペアはキャンプ中のレッスンに集中できるように出来るだけ受講生の皆さんに受けて頂いております。限られた時間の中での調整ですが、皆さんご自身のレッスンタイムを見ながら受けていただいております。またフルート修理体験コーナーではフルートをばらして組み立てるまでを実際にフルートを使って、(もちろんお客様のフルートではなく、パールフルートがご用意したフルートで行います。)講義を行いました。

各回共、皆さん熱心にご覧になり、ちょっとした修理の事など、普段聞きたくても聞くことができない疑問を質問しておりました。

展示試奏コーナーには、オペラを初め各機種フルートを展示し、またピッコロ、アルト、バスまで幅広く試奏して頂きました。レッスンや、アンサンブルなどで実際試して頂き、パールフルートの良さを実感して頂いた事でしょう。レッスンの合間に自由に試奏できましたので、スタッフと話しながら楽しそうに試奏している姿が印象的でした。

 

 

 

 

今回のキャンプは天候に恵まれ、今年の異常気象もあり昼間は暑く外での練習はためらうほどの暑さでしたが、夕刻以降は山から下りてくる風が心地よく、2日目の夜に行われたBBQは講師の先生方や受講生、スタッフも涼しい中おいしい食事で楽しむ事ができました。

またホテル明幸さんの計らいで、『流しそうめん』を行い、初めて体験した方も多く、思い出作りに一役買っていました。その後、恒例の花火大会へと移り、皆さん和気藹々と楽しんでおられました。

 

 

 

 

毎夜のアンサンブル大会

夕食後、食堂ではフルート談議に花を咲かせる方、久しぶりにお会いし話される方もおりますが、やはり醍醐味は即席でチームを組んで演奏をするアンサンブルではないでしょうか。

老若男女関係なく、アンサンブルをステージ上で奏でる姿はこのキャンプならではでしょう。講師の先生方と受講生の競演も多く、聴く方も楽しませ頂きました!

 

 

講師陣によるスペシャルコンサート

3日目の夜、講師陣によるスペシャルコンサートで最高のひと時を過ごせました。コンサート会場より身近で聴く事ができましたので各講師の息遣いや、阿吽の呼吸など、間近で体験できる貴重なコンサートとなり、受講生の皆様はもとより、我々スタッフも感動いたしました。

プログラム

ディヴェルティメント ニ長調K.136  W.A.モーツアルト

オーディションのための6つの小品    ジャン=ミシェル・ドフェイ

シェヘラザードより 第3楽章《若い王子と王女》リムスキー=コルサコフ

スラヴ舞曲 ホ短調  Op.72-2    A.L.ドヴォルザーク

アンコール

歌劇トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」  G.プッチーニ

 

 

演奏会後のパーティー

素晴らしい演奏会の後は全員参加のパーティーへと続きます。キャンプ最後の夜となり寂しさを吹き飛ばすかのようにクイズ大会、ビンゴ大会、で盛り上がり最高の夜を過ごす事ができました。その後もアンサンブル大会へと突入です!今宵は夜遅くまでフルート談議にも花を咲かせました。

 

 

 

今回も無事に4日間のキャンプカリキュラムを行う事ができましたのも、講師の先生方を初め、全国からお集まり頂きました受講生の皆様のご協力を頂きましたおかげです。改めまして御礼を申し上げます!このキャンプで習得した事を、これからのフルートライフに生かして頂ければ幸いです。そしてまた次回のキャンプにご参加いただけましたら幸いでございます。スタッフ一同お待ち申し上げております。

皆様ご参加ありがとうございました!

 

 

 

最後に講師を務めて頂いた講師の先生方より、サマーキャンプに参加して頂きました受講生の皆様にコメントを頂きましたので、掲載いたします。

 

相澤 政宏講師(東京交響楽団)

今年も素敵な4日間をありがとうございました。皆さんのレッスンはとても楽しかったです。

上手く出来るようになった時、ちょっとしたアトヴァイスで急に素晴らしい音が出た時、生徒さんと喜びを共有出来たのが本当に嬉しかったです。

またお会いするのを楽しみにしています。

 

大村友樹講師(九州交響楽団)

4年ぶりのキャンプにドキドキしながら参加しました!

懐かしい顔触れもあり、初めての出会いもあり、しかし目的を持って参加されてる方達なので打ち解けるのも早く、良い“気”というのは気持ちいいなと思いました。

ダニエラさんがいら

っしゃった効果なのか、夜のアンサンブルが何時も以上に盛り上がったように思います。私も楽しかった!

毎回、私にとっても原点に戻れる場所。この場に参加出来て本当に幸せでした!

 

白水 裕憲講師(群馬交響楽団)

今年も参加者の皆様が大変意欲的で、充実したキャンプとなりました。プロを目指す方、一般の愛好者の方、老若男女それぞれが、目的に合わせて明るく楽しく学ぶこの3泊4日は、講師陣にと

っても待ち遠しい恒例行事となっております。そして次のキャンプ、新しい参加者は大歓迎ですが、リピーターの方が増えて下さると、本当に楽しんでいただけたんだなぁと、嬉しくなります。是非また、お会いしましょう!今年参加出来なかった方も、是非再来年はご参加下さい。趣向を凝らしてお待ちしてます。

 

 

ダニエラ・コッホ講師(バンベルク交響楽団)

パールフルート・キャンプのフルーティストの皆さん

パールフルート・キャンプが行われてから数週間がたちますが、私はいまでも長野での素晴らしい日々を思い出しています。

私にとって、皆さんと共にした時間や、私のフルートや音楽に関するアイデアを共有できたことはとても素晴らしいことでした。そして、何よりも感動したことは、皆さんのフルートに対する情熱です。

私たちは一緒にハードなレッスンを数日行いましたが、キャンプ期間中に私の生徒皆さん素晴らしい上達をしておりとても嬉しくなりました。私にとって、もっとも大切なことは、皆さんがフルートを演奏することを楽しむこと、そしてフルートを吹くことに自信を持つことです。それによってあなたが持つ音楽への表現を聴いている人に伝えることができるのです。

教えること以外にも、キャンプで出会ったフルーティストたち、毎夜行われたアンサンブル大会など楽しい思い出がたくさんあります。

また、私の“日本の声“として通訳を行ってくれた村井晴さんにも感謝をお伝えします。彼女のおかげで皆さんと交流し、私の意図することをお伝えすることができました。また皆さんとすぐにお会いできたらと思います。今後のご成功と”フルーティング”(フルートを吹き続けること)をお祈りします。