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Pearl Drum Pedals Q&A~ドラムペダルの選び方~

 

Pearl Drum Pedals Q&A
パール・アーティスト担当者が答える、パール・ドラムペダルの選び方。

パール・ドラムペダルのフラッグシップモデルは、Demon シリーズ2機種、Eliminatorシリーズ2機種で、それぞれシングルペダルとツインペダルがラインナップされている。多くのパールモニターからこれらペダルの違いの質問がきた時に、担当スタッフはどのように答えているか?今回よくある質問をQ&A方式で掲載します!

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<パール・ドラムペダルラインナップ>

★Demon Drive:
究極のスムーズさを追求するために一から開発し、実現させたペダル。ダイレクト・ドライヴを採用。
★Demon Chain:
Demon Driveのコンセプトを継承したチェーンドライヴ・アクションのペダル。パールのチェーンドライヴ・ペダルの中では一番のライトフィーリング。

★Eliminator:
パール従来のペダルアクションを踏襲しつつ、調整機能を充実させたオーソドックスなペダル。
★EliminatorⅡ:
Eliminatorペダルに、“NiNjAベアリング”などを採用して現代風にアレンジしたペダル。

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■Q1 ダイレクト・ドライヴとチェーン・ドライヴの違いは?

●Demon Driveに採用されているダイレクト・ドライヴは、フットボードとビーターが、1本の棒で繋がっているようなイメージで、よく”遊びが無い”という表現をします。フットボードとビーターの連動性にロスがほとんどなく、足の上下運動に対して、フットボードが足の裏にぴったりついてくるような感覚です。一方、チェーンを採用しているペダルは、フットボードを手で持ち上げた時に、ダイレクト・ドライヴのペダルと違って、ビーターは動きません。これはチェーンがたわむことが原因で、つまり、フットボードとビーターの連動性に、”遊びがある”状態となります。

●この2つの違いだけでも、ペダルのアクションは大きく変わります。ダイレクト・ドライヴを採用しているDemon Driveは、フットボードの動作が直線的にビーターに伝わるので、アップテンポの曲や、速いフレーズが欲しい時などに有利となります。しかし、リズムがゆったりした曲では、チェーンを採用しているペダルの方が、”遊びがある”良さを発揮して、グルーヴ感や、タメなどの”間(ま)”を表現しやすかったりします。

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■Q2 NiNjAベアリングとは?

“NiNjAベアリング”は、スケートボード業界では有名で、精度が高く摩擦が非常に少ないことに定評があります。さらにペダル専用に開発したベアリングを採用することで、動きが非常にスムーズとなり、踏み心地がとても軽くなります。つまり、プレイヤーのフットワークを、ペダルからバスドラムに違和感なく伝わるよう、抵抗感を軽減しています。
NiNjAベアリングを搭載したペダルは、特に、超高速でツーバスを連打するような奏法をした場合に威力を発揮します。また、ジャズ的なアプローチ、例えば、ライドシンバルのレガートでリズムをキープして、アクセントとして、瞬間的に、ここで”キック”が欲しい!といった際のプレイにも適しています。

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■Q3 チェーンタイプのペダルの中で、Demon ChainとEliminator、Eliminator IIの違うところは?

●Demon Chainペダルは、長年に渡り多くのドラマーに愛用されてきたチェーンタイプのペダルより、更に軽いアクションが得られるよう設計されています。アルミダイカスト製ホイールとダブルチェーンそれぞれに、従来の耐久性をキープしつつ、穴をあけるなどの加工を施すことで極限まで軽量化し、馴染みのあるチェーン・ドライヴならではのアクションで、究極のライトフィーリングを得ることができます。

●一方、Eliminator、Eliminator IIには、標準装備のブラックカム以外に、形状の違うカムを自由に付け替えてアクションを変化させることができる”INTERCHANGEABLE CAM SYSTEM”と、フットボードのヒール部分を前後に移動することで異なるニュアンスが得られる “Power Shifter”が搭載されています。チェーンタイプのペダルの中から自分に適したアクションを見つけることができるのが特徴です。フットボードを踏んだ時に軽過ぎず、ある程度の踏み応えを求めるプレイヤーも多くいますので、そのようなプレイヤーには、どちらのEliminatorもオススメです。

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■Q4 クローズ奏法とオープン奏法に合うペダルは?

●クローズ奏法は、フットボードを踏み切るように押し込んで、ビーターをヘッドに当てる奏法。それに対して、オープン奏法は、ビーターがヘッドに当たった瞬間に、ヘッドから離れるようにする奏法です。

●ホイールの形状が真円のもの(Eliminatorのブラックカム、ホワイトカムやDemon Chainのホイール)は、クローズ奏法の時に、フットボードを最後まで踏み込んだ感覚が得られやすく、より良い感触になります。それに対して、オープン奏法では、フットボードから足を離す奏法なので、ダイレクト・ドライヴを採用しているDemon Driveが、離した足にフットボードが一緒について来るような感覚となるので、よりスムーズに感じると思います。Eliminatorでは、例えばレッドカムのような回転軸が中心からずれた偏芯カムが、真円のホイールとダイレクト・ドライヴの中間ぐらいの動きになるので、オープン奏法には向いていますね。

●また、オープン奏法は、海外アーティストによく見られる奏法で、トーンが綺麗で、音の表現力も豊かになります。今まであまり意識してプレイしていなかったドラマーには、ぜひこの奏法にもチャレンジして、バスドラムのサウンドの幅を広げて欲しいです。

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☆ペダルを踏んだ時に得られる感覚は人それぞれ違うので、ペダルには様々なセッティングができるよう色々な機能が搭載されていますが、機能優先にならず、まずは自分のプレイスタイルに合った踏み心地を大事にしてペダルを選んでください!