
今年もやってまいりましたサマーソニック!2010年のマリンステージは、FACTで始ま
りました!
昨年のサマソニでは、オープニングアクトとしては過去最高の動員数を記録し、タワー
レコードの2010年上半期のセールスでは、アルバム「In the blink of an eye」が邦楽
部門で8位になるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのFACTですが、今年のサマソニで
は念願のマリンステージ(千葉マリンスタジアム)を踏むということで、メンバーは
おおいに盛り上がっていました。
Pearlスタッフは8月7日の東京公演の本番はもちろん、前日のリハーサルからドラム
のEijiさんに密着してきました。
今回のセットは、カーボンプライメイプルの22”のバスドラ×2台、10″と12”のタ
ム、16″のフロアタム、それに14″×5″のリファレンス・コパーのスネア(プロトタイ
プ)、それにエフェクト系を含めた大小さまざまなサイズのSABIANシンバルをドラム
ラックで無駄なく効果的にまとめたもの。
ここ最近、気に入って使ってもらっているカーボンプライメイプルのセットですが、
強力なアタックと音圧は、FACTの楽曲にぴったりのようです。
スネアに関しては、FACTのライブでは初めて使用したものだったのですが、ややハイ
ピッチのチューニングでもしっかりとした低域が出ており、非常にバランスのとれた
音像でした。このあたりはコパー(銅)シェルの特長で、Pearlアーティストの皆さ
んの中でも、この材質の愛好者が多い理由が良く分かりますね。
Eijiさんにとってのドラムセッティングは、複雑になりすぎない、ということが重要
で、「シンプルかつ見た目がカッコいいツーバスセット!」が今回のテーマだったそ
うです。
最も特徴的なのは、ツーバスのセットとしては、やや前方にセットされたリモートハ
イハットだと思いますが、そのすぐ隣に続くようにセットされたタムやシンバル類も
奏者側から見ると、意外に叩きやすそうなポジションになっているのが分かります。
手も足も超高速プレイで知られているEijiさんですが、このセッティングにも秘密が
あるのかも。
客席側から見たドラムセットの角度ですが、ツーバスが最も美しく見えるアングルを
追及して、EijiさんとPearlスタッフでドラムラックの角度からライザーにのせる位
置まで入念に検討しました。客席から見た皆さん、いかがでしたか?
ツーバスのセットというと基本的に左右対称にセットするのが王道ですが、こういっ
た非対称のセッティングも斬新で良いですね。

愛用しているドラムペダルは、P-3000D、デーモンドライヴ。もはやEijiさんの超高
速プレイには無くてはならないもののようです。
各部の設定は、セッティング例の「ライトセッティング」のスプリングを最強にした
もの。踏みごたえをできるだけ軽くして、スプリングの力でスピードをかせぐという
考えですね。実は、このセッティング、Eijiさんが尊敬するドラマーの一人、ORIGIN
のジョン・ロングストレス氏と全く同じものなんです。
Eijiさんは、かなり初期の試作品の段階からデーモンドライヴを愛用してくれて、ま
たその足技から、他のデーモンドライヴ使いの人からセッティングについてよく質問
されるそうですが、「セッティングを一度決めたら根性も決めて(笑)、踏み続ける
のがコツです。短時間で変えると余計迷ってしまうかもしれません。」とおっしゃっ
てました。
デーモンドライヴ純正(別売)のオレンジ色のウッドビーターは、一般的なウッド
ビーターよりも軽いのにアタックがガツンと出せるのでお気に入りとのこと。
また、各シンバル類の使い分けも非常に良く考えられたもので、ほんとうにEijiさん
のリズムパターンって、ドラマーが見て聴いて、すごくカッコいいんです!
さて、待ちに待った本番、1曲に通常の2~3曲分に相当するリズムチェンジが出てく
るFACTの楽曲ですが、あのスピードとパワーで曲間もドラムだけは、ほとんど休むこ
となく、クリックを聞きながらボーカル、おまけにMCもこなすEijiさんに、Pearlス
タッフは至近距離で見ていて本当に恐れ入りました!
お客さんも超盛り上がり、その場にいた人達は、きっと全員がFACTの魅力のとりこに
なったことでしょう!
10月29日から待望の全国ツアーが始まるというFACTですが、Eijiさんのドラミングも
含め、今後の活動にますます注目です!
FACT OFFICIAL
http://factjapan.com/index.html
FACT JAPAN TOUR 2010 AUTUMN(ツアー日程詳細)
http://factjapan.com/show/10japantour.html